マージンコールとは・3

マージンコールはロスカットと似ています。

ロスカットと同じように、証拠金から(未実現)損失を引いた金額が
一定割合を下回った場合、強制的に決済がされてしまうルールです。

しかし、マージンコールは以下の点でロスカットと違います。

一日一回だけ金額のチェックがされる (ロスカットは15分〜30分に一回程度)。
マージンコールの状態になってから、決済されるまで、約1日ぐらい猶予があります。
(ロスカットはロスカットラインを下回った瞬間に決済されます。)

全額決済されるわけではなく、マージンコールの状態が解消される分だけの
ポジションが決済される (会社によっては、マージンコールでも全額決済されます。)

マージンコールラインは、ロスカットラインより大きく設定されます。
(例えばマージンコールラインが50%で、ロスカットラインが20%など。)なので、
マージンコールはロスカットに比べて、ゆるいルール先に適用されるルールと言えます。

(例) 1ドル=100円で保証金は 100万円
    10万ドルを購入 (レバレッジ10倍)
    マージンコールラインは 50%
    ロスカットラインは 20%

 1ドルの値 保証金−損失 保証金維持率 マージンコール? ロスカット?
   97円   70万円          70%           セーフ
   95円   50万円          50%         マージンコール
   92円   20万円          20%           ロスカット

上記を参考に、外為どっとコムのマージンコール・ルールで何が起こるか?
マージンコールのルールは、ほぼ下と同じですが、 会社により異なります。

一日が終わった時点 (会社によりますが、NYマーケットが閉まった時点や
東京マーケットが閉まった時点などが多いようです)で、
1ドル=95円を下回っているとマージンコールがメールなどで連絡がされます。

その瞬間には何も起きませんが、
メールには以下のどれかをするような場合が多いです。

1・証拠金(保証金)を追加入金する
2・ポジション(通貨購入量)を減らす

それで、どちらかをすればいいのですが、翌日の15時までに何もしなかった場合、
またはしていても、まだ保証金維持率を上回れない場合は、
外為どっとコムが保証金維持率が上回ることができるまで決済をします。

また、その日のうちにドルが急落し、95円を通過して、92円にまで
達してしまったとします。 そうなると、その時点でロスカットルールが発動され、
全てのポジションが決済されてしまいます。

ほとんどの業者・会社はロスカットルールを設けていますが、
マージンコールを設けているのは半数くらいだと思います。

2008/04/04(金) | ロスカットとは | トラックバック(-) | コメント(-)

ロスカットとは・2

予想に反して購入した外貨(米ドルの場合)が下落した場合、
決済した時点で多くの損失が出て、証拠金(保証金)を超えてしまうことを
強制的に防ぐ=ロスカットです。

投資をしていた人は、追加で証拠金を払わなければならなくなり、
保証金が全額なくなった上に、何十万円・何百万円 もの追加証拠金・追証を
支払わなければならないということも考えられます。
外国為替証拠金取引(FX)は、リスク管理が大切ということです。

そこで、証拠金に対して、ある一定の割合まで損失が広がると、
決済指示を出してなくても、外国為替証拠金取引業者が強制的に決済をする
ルールを設けて、顧客を大損から守ろうとするのがロスカットです。

仮にですが、ロスカットの為替の計算をしてみます。

(例)100万円を証拠金。
   1ドル=100円で 10万ドルをA社で購入(レバレッジ10倍)
   A社のロスカットライン(保証金維持率)が25%だとします。

 1ドル=97円のとき
  損失は30万円 (保証金)ー(損失)=70万円(−70%) → セーフ

 1ドル=95円のとき
  損失は50万円 (保証金)ー(損失)=50万円(−50%) → セーフ

 1ドル=92円のとき
  損失は80万円 (保証金)ー(損失)=20万円(−20%)<25% → ロスカット

 → その時点で購入している全ての外貨が全て強制的に決済されます。


ロスカットのポイントは、自分では決済指示を出していないのに
全てのポジション(外貨)が強制的に決済される。 という点です。

レバレッジを決める際には、
簡単にロスカットされないようなレバレッジにする必要があります。

ロスカット圏内に入ってしまうと、「また、後から必ず上がる!」と思っていたのに、
強制的に決済されてしまいますので、予定が大幅に狂う可能性があります。


簡単にロスカットされないレバレッジとはどれくらいなのか?

(例)100万円を証拠金
   1ドル=100円でA社で購入。
   A社のロスカットライン(保証金維持率)は20%とします。

 レバレッジ  ロスカットされるレート
   1倍        20円
   5倍        84円
  10倍        92円
  50倍        96円
 100倍      99.2円

レバレッジ100倍の場合は、
たった80銭動いただけで ロスカットされてしまいます。

2008/04/03(木) | ロスカットとは | トラックバック(-) | コメント(-)

ロスカットとは

FX・外国為替証拠金取引は、元本保証の商品ではありません。

FXの特色であり魅力でもあるのですが、レバレッジをかけた状態では
急激に相場が変動した場合、大きな損失を被ることになります。
その損失を抑えるための仕組みが自動ロスカット=強制ロスカットです。

自動ロスカットは、証拠金の20〜30% (取引業者によって異なります)になると、
ポジションの一部やすべてを決済してしまうルールになっています。
ロスカットは強制的に行われるものや、警告の連絡やメールを送る会社などがあります。

証拠金が 10万円で、1ドル=115円のときに 1万ドルを買うと、
115円×10,000ドル=1,150,000円

その後、1ドル=102円になると、
102円×10,000ドル=1,020,000円

証拠金10万円に対し、8万円の評価損となり自動ロスカットが行われます。
※注意※ 自動ロスカットが 20% の場合

決して行われて欲しくないルールですが、
証拠金以上の損失にならないリスク管理ということなのでしょう。

2008/04/02(水) | ロスカットとは | トラックバック(-) | コメント(-)

 |  HOME  |